環境品質保証部 2022年新卒入社
絵馬由利菜
先輩社員の声 自分らしい働き方で、大好きな実験にずっと関わっていたい
マナックではどんな仕事をしていますか?
マナックの品質を保証する、
出荷前の最終チェック
工場から出荷される前の製品の最終検査を行なっています。検査には強酸性、強アルカリ性の薬品を扱いますので、ゴーグルや手袋を装着しての作業です。分析方法にはガスクロマトグラフィーを使った分析や、手分析による色や濁りのチェックなどがあります。私は無機臭化物分析チームで、製品の品質が規格に合致しているかなどを調べています。場合によっては、製品化される前の製造工程でも分析をすることも。また、同じ製品であっても、製造ロット毎に品質に差異が生まれることも。意識しているのは、「品質管理課は出荷前の製品の最終チェック場所である」ということ。ここを通過するとお客様の元へと運ばれますから、合格判定を間違えないように、手順を踏んで分析しています。
マナックで働きたいと思うようになった理由は?
自分らしい働き方で、
大好きな実験にずっと関わっていたい
大学では化学系ではなくバイオ系の学部に在籍し、ガラス器具を使ってワイン酵母の培養などをしていました。就活では、学部の卒業生たちが活躍していた、食品系や化学系の企業を志望。先生にマナックを教えてもらって会社見学に来たとき、ガラス器具を使った実験作業を見せてもらいました。実験は好きで、仕事でも関わりたいと思っていたので、「まったく経験がない世界よりも、自分が学生時代に学んだことを仕事にした方が、経験を生かせるかもしれない」と、関心を持ちました。気持ちを後押ししてくれたのは、先輩社員の自由な働き方。時短勤務やフレックスタイムなど、働きやすさを実現する制度が充実していることを知り、入社を決めました。
マナックでの仕事のやりがいは?
たくさんの部署と関わりながら
マナックの品質を守る
品質管理課の仕事は、次々と製品分析をこなしていくことです。膨大な量の検査判定待ち製品が分析を終えるごとに倉庫に入庫されていく様子をシステムで見るのは、まるでブロック崩しゲームのようです。こういった目に見える楽しさが、「もっと手際良くできるように」という自分のモチベーションにもなっています。分析もただの作業ではありません。検査数値が規格や基準内に収まっている製品でも、次第に品質に偏りが出てくることがあります。その場の処置だけでなく、過去データを遡って根本原因を特定するのも私たちの役目です。製品だけでなく、生産ラインとも深く関わり、ときにはプロセス研究開発部や技術部の人たちと一緒に課題を解決することもあります。いろんな人の顔が見える、「つながり」を実感できる仕事だと思います。
マナックでこれから挑戦してみたいこと、目標は何ですか?
分析のフィールドを広げ、
品質管理のスペシャリストを目指す
現在は無機臭化物の分析を担当していますが、将来は医薬品原料の分析をしてみたいです。医薬品は管理基準が厳しく、必要書類や確認事項がたくさんあります。さらに検査手順の逸脱やデータ間違い等は非常に厳しく管理されている責任が重い仕事です。大変そうな仕事だからこそチャレンジしてみたい、自分の能力を高めたいという、強い気持ちがあります。品質管理をする上では、分析機器の管理も欠かせません。今は使うだけの立場ですが、経験を積み上げて管理を任せてもらえるような存在にもなりたいです。目指すのは、どんな製品も分析できて書類の管理もスマートにこなせる、品質管理のスペシャリストです。
就活生へのメッセージをお願いします。
私は、自分がどの企業に応募すればいいのか分からず、戸惑うことがありました。品質管理と聞いても仕事のイメージはしづらいものです。会社見学に訪れたことで、イメージが鮮明になりましたが、想像できないときは、働きやすさなどの企業風土を重視してもいいのではないかと思います。
絵馬由利菜さんの
ある日のスケジュール
- 8:20
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出社
- 8:30
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始業
ミーティング(連絡事項、その日の業務内容)
- 9:00
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分析
検査機器の清掃やチェックを終えて分析へ、pH測定が多い
- 12:00
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昼休み
- 13:00
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分析
無機臭化物の純度測定
- 16:00
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片付け、製品出荷作業(検査成績表作成など)
- 16:30
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分析結果入力、まとめ
- 17:00
-
定時退社
出荷が近い製品があれば残業
残業は月10〜20時間程度