研究開発部門と製造部門との間に試作(サンプル合成)を行う生産技術部門を設けているマナック。研究開発から量産化までのスピードと品質・安全の確保を実現するとともに、多品種・少量型の生産システムを構築し、競争力の高い製品づくりを行っています。
生産体制の特徴
- 反応缶の9割以上をGL缶とし臭素化と酸性物質使用への対応を優先する。
- 2000L以下の反応缶を多く(約47基)保有し、ベンチスケールから少量試作の対応速度を上げる
- 一部の反応缶に特殊な機能を付与
- -70℃での反応可能なGL缶
- GLの水素添加反応缶
GMP対応工場
GMP対応型の医薬品専用工場・医薬品専用倉庫を完備しています。合成技術・プロセス技術・分析技術を駆使した高次化合物の提案から、最終精製工程→乾燥→包装までのトータルなGMP管理体制で世界水準の品質にお応えします。
多品種・少量生産体制
マナックでは広範囲な生産体制を確立するために、多様な化学合成に対応するマルチプラントを採用。フレキシブルな生産設備とオペレーターの高い技術力が多品種・少量生産を可能にし、コストパフォーマンスの高い製品づくりを実現しています。
安全かつ安定的な供給
温度や触媒による反応スピードの変化などを考慮し、様々な角度からプロセス検討を行い、安全性を確保した上で試作を行っています。さらに最終的な製造工程に向けて、試作時には危険予知会議を実施。安全に留意して安定的な供給を行う生産体制を整えています。